1948-06-09 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第45号
○河井彌八君 内容は豫算問題に當然行くわけですね。そこで日がぶつかるような慮れがありますので……。
○河井彌八君 内容は豫算問題に當然行くわけですね。そこで日がぶつかるような慮れがありますので……。
閣議でもそれ以上の話になつておらぬのでありまして、勞働大臣も先週の土曜日あたりから出てまいりましたので、豫算問題の目鼻がつくと同時に、ひとつこの問題についても、とくと閣僚とも相談をして態度をきめようと思つておる次第でございます。今までのところとしてはそういうような状態までしか進んでおらぬのでございます。
先ず私は文部省の所管についてお尋ねするつもりでありましたが、その前において、本日の本會議において、中西議員よりの質問に對して御答辯になつた事項に對し、文部大臣が國務大臣として御答辯になりました事項に關聯して、これ又全く豫算問題から起つたことでありますが、それについて御所見を質して置きたいと思うのであります。
それで豫算問題について言いますならば、いわゆる勘定合つて錢足らずということでございまして、ただ單につじつまを合わせるということのみに終始しておるということは、それぞれの公述人の方々の、こもごも述べられた趣意であるというふうに存ずる次第でありますが、それもこれも千八面圓ベースという考え方が、そもそもそういうものであるから、從つてすべてがそうなつていかざるを得ないということになるわけでございます。
從つてこの六・三制の持つそういうパラマウントの意味というものを、我々が徹底するならば、文教委員會及び文部當局が、特に現内閣の政策の上で、これに對してもつと全く違う態度を以てこの豫算問題をも解決されなければならないのではないか。やはり講和會議に臨むに當つて、日本がただ口の上で文化國家と言い、或いは民主主義ということでなく、事實豫算面においてどういうふうに現われておるか。
そのために今日の豫算問題もなかなかめんどうになつている。こういうふうでありまして、全然反するということを調和せしめようというのではないのでありまして、いろいろくふうをいたしますならば、その間の調節はでき得るのではなかろうかと思つておる次第であります。
○藤井新一君 それに關聯して長官に聽きますが、一體豫算問題は別だが、法律の問題は、内閣から立案をせよと命令をされてからできるまでに、どのくらい日數を要するものですか。又どういう徑路をとつて來るものですか。